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3月26日(土)･27日(日)の2日間、栃木県のつくるまサーキット那須にて2022年のD1ライツシリーズがスタート。初日の26日(土)は第1戦、2日目の27日(日)は第2戦がおこなわれるデュアルファイナルズだ。
つくるまサーキット那須でD1競技がおこなわれるのは初となっており、競技区間はサンライズストレートからスタートし、1コーナーに向かって振り出し、2コーナーを旋回して振り返し、3コーナーを立ち上がってフィニッシュとなる。
「イメージとしては備北の逆なんだけど、進入速度は平均で140km/hくらいになるから車速感がぜんぜんちがう。完成度の高い走りをしようとすると、ケツ進入するくらいの振り出しをしつつ角度を安定させて2コーナーに向かわないと姿勢が乱れるから、けっこう難易度が高くなるんじゃないかな」と、神本審判員は予想する。
エントリーリストを見ると、高木美紀選手や伊藤満紀選手、古賀誠進選手、加納広貴選手、筒井陽平選手、最上弦毅選手と、シリーズトップテンに入っている上位勢が参加しているいっぽうで、D1地方戦からステップアップしてきた選手もちらほら見受けられる。
D1ライツ初開催となるつくるまサーキット那須ではどのような戦いが展開されるのか、前売チケットも好評販売中なので、ぜひとも生観戦していただきたいと思う。また、今シーズンもYouTube Liveでの配信も予定されているので、来場できない場合はこちらでも応援して欲しいところだ。
高木 美紀 シルビア(S15)
2021年シリーズランキング2位。マシンは昨シーズンの途中で投入したVEヘッド仕様のS15シルビア。「4位、3位、2位と、シリーズは徐々に上げてきて、もうあとはチャンピオンを獲るしかないのでがんばります！」と意気込む。
伊藤 満紀 チェイサー(JZX90)
2021年シリーズランキング5位。昨年は悲願の初優勝を決めたものの、後半戦で上位陣にくらいつけず。今シーズンはホリンジャーのシーケンシャルミッションにアンチラグを導入してシリーズ制覇を目指す。
最上 弦毅 180SX(RPS13)
昨シーズンはビート落ちでのポイント失効が響いてランキング9位となってしまったものの、単走ランキングではヴィトー選手に続いて2位というポジションを獲得。今シーズンは「単走優勝はできてるので、追走で初優勝したいですね」と意気込んでいる。
久保川 澄花 180SX(RPS13)
D1ライツシリーズの前身となるD1ストリートリーガルシリーズやD1レディースリーグで活躍していた女帝。昨シーズンはD1地方戦で修行し、ライセンスを再取得してきた。マシンはD1GP参戦をも見据えて制作した2JZ(3.1ℓ)搭載の180SXだ。
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